NaviLens公式ページ https://www.navilens.com/
Navilensは情報が埋め込まれたタグと、それを読み取るスマホアプリからなります。
Navilensアプリを起動するとカメラを使ってアプリがタグを認識し、
埋め込まれた情報を音声で知らせてくれます。
ひと言で言うと「デジタルの看板システムです」。
Navilensの特徴 1. タグは黒、青、黄、ピンクの4色を 5×5の升目に配したコードです 2. ピント合わせ不要。高速認識(1/30秒) 3. 視野 左右160度(左・右・上・下80度)に入れば認識します 4. 長距離読み取り 最大16mの距離からタグを認識します 5. タグの方向と距離を読上げて利用者を誘導します。 タグの向きも感知します 6. タグの内容や説明を読上げます。複数タグの同時読み取りが出来ます 7. 暗いところでタグを読むのにも強く、必要に応じて スマホの照明ライトを点燈します 8. 状況に応じて説明がダイナミックに変化ができます 9. 多言語対応(24カ国語)。利用者のスマホの標準設定言語に従います 10. GPS不要。地下道でもOKです 11. 個人利用は無料。インストール可(Google Play、App Store) 12. タグの設置が簡単。家庭内で自分用タグを作成可能 13. iPhoneでもAndroidでも利用可能
- スペインで、民間企業Neosistec社とアリカンテ大学が共同開発したもので、NaviLens社は子会社です。
- バルセロナ市内には多くタグが設置されています。
- 日本初の実証実験は神戸市内で始められ、静岡の「クレマチスの丘(ヴァンジ彫刻庭園美術館)」では本格導入されています。
- 世界では30ヶ国で導入されています。
NaviLens使用事例
1. バス停にタグを貼ってあると、正確にバス停の看板位置まで誘導されます。GPSだと誤差があり隣のバス停に行ってしまうかもしれません。
2. 美術館で展示されている絵の様子や作者の紹介などを、その絵の前に行くと聞くことができます。
3. 地下道で点字誘導ブロックに沿って歩いていた所、分岐点に来ました。分岐の警告ブロックにタグが貼ってあると、分岐の先がどこへ行くのかを案内します。どちらの方向から分岐に近づいたかによって、案内する方向が変化します。
4. バス会社がNaviLensを導入している場合、バス停に近づくと、次に来るバスの行き先と何分後に到着するかを読上げます。後続のバスも同様に読上げます。
5. 飲み物の自販機にタグが貼ってあると、どんな飲み物がどこにあって幾らかを読上げてくれ、機械のボタンを押して購入することが出来ます。
6. 道路標識の通り名にタグが貼ってあると、自分がどこの通りに出たかが分かります。
7. パーソナルタグを自分のCDのコレクションに貼って、CDケースを手に取るとすぐに内容が読上げられます。
NaviLensはスペイン語ではナビレンスと発音するそうで、公式ページではナビレンスと表記されています。カタカナで検索する時は注意のこと
インストールする時に検索すると「NaviLens GO」という似たアプリがありますが、
これは晴眼者用に作られたものなので間違えないで下さい。
ダウンロードは次の場所から行なって下さい。無料で使用できます。
iPhone用(App Store) https://apps.apple.com/jp/app/navilens/id1273704914
Android用(Google Play) https://play.google.com/store/apps/details?id=com.neosistec.NaviLens&hl=ja&gl=US